Brother Printer複合機 MFC-695CDN 子機の修理
2022年12月某日
かねてから(3年位前から)の懸案であった家電話(プリンタ、スキャナ、FAX、電話の複合機)であるBrother Printer MFC-695CDN の無線子機の修理に取り組みました。
この Brother の Mymio シリーズは2代目で、最初に購入したものは7~8年で決定的にインクノズルが目詰まりして買い換えたのですが(互換インクのせいかも)、買い換えた後は15年以上、常に全部のノズルがきれいに出るわけではないけれど、実用上困るほどの問題はなく、唯一のトラブルが無線子機の”切”ボタンが効かないという現象となっていました。
とはいえ、充電台にもどせば”切”になるので実用上は事実上問題がないのでした。
故障した時にはすでに交換用の子機は販売されておらず、ネットで中古を入手しようにも「だったら本体ごと買い換えるよな」という値段になっていて、非常に微妙な状態であった。そうこうしているうちにすっかり買い替えの機運もそがれ「壊れるまで使う」スタンスになっていたのですが、、、
ふとこちらのblog↓を発見、真似してみました。
こちらの動画も参考にしました。
充電台から取り外すと通話状態になってしまって回線がひらかれてしまうので、充電台に乗せた”切”状態でバッテリーを外すというしょーもない工程にひと苦労しました。
充電池を取り外すと、トルクスねじが待ってます。今は100均でもトルクスドライバー売ってますので対応が簡単になりましたね。ねじを外したら、カードの端を差し込んで解体しました。(いろいろ汚れがあるので恥ずかしいですが)
youtubeではかなり徹底的にばらしてクリーニングしてますが、それはそれでリスクがあるので私は必要最低限です。
コイルをケースから外すのは切れないように気を使います。
さて、問題が起きているのは”切”ボタンだけです。
全体的に掃除しつつ、この部分をアルコールで掃除したり、してみたのですが…
一向に復旧せず、どうやらボタンの方がたわみを抑える支え部分にしわが見えますのでここが折れていて充分下がらないみたいですね。
しかたないので、とりあえずアルミ箔作戦を真似させていただきました。
使ったのは普通のキッチン用のアルミ箔となにかで余った両面テープです。
プリント基板のスルーホールが若干気になりますが、これでも特に誤動作はしませんでした。
動作確認がとれたので、きれいにして元に戻しました。
修理ブログとかYoutubeとかあげてくれる方に感謝して、自分もすこしでも誰かの力になれたらとここに公開します。